質問と回答

停電は発生するのか?

2006年に標準化された統計値が集計され始めてから、ドイツの電力系統は欧州でとりわけ信頼性が高く、2014年には年間の停電時間が約12分という信頼性の最高記録を更新した。さらに、スペインやイタリアなど自然エネルギーに取り組む他の国でも、自然エネルギーが増えるにつれて系統の信頼性が向上している。

欧州域内で、ドイツは(デンマークとともに)間違いなく最も信頼性の高い電力供給を誇る。ドイツには、家庭用、エネルギー集約型工場および産業用、高速鉄道用の容量が十分にある。

2006年から2010年までの毎年、ドイツの電力供給は欧州でとびぬけて信頼性が高かった。

もちろん、停電が起きる可能性は常にある。しかし、電力供給システムが原因の電力不足は、調整可能電源への投資が不十分なせいで、閉鎖予定の老朽化した従来型発電所の発電量を賄うことができない場合にしか起こらない。これを技術的に解決する方法はある。国と地域を超えた電力系統の拡張整備と最適化、各種自然エネルギーを組み合わせた発電所ミックス、柔軟性のあるバックアップ容量、発電所の戦略的予備力、需要管理、そして最後には蓄電を組み合わせるのだ。問題は金銭面である。将来的に、電力部門は十分なバックアップ発電容量を稼働させておくことができるよう容量支払制度を要求している。

2012年にドイツの電力輸出は過去最高となり、2013年には正味の電力輸出がさらに50%近く増えた。この数字は2014年にわずかながら(約1%)上昇した。オランダがドイツ産電力の最大の輸入国であった。